浪人釣り師今昔 (角川文庫)



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時代小説と釣りエッセー

 山を舞台とした推理小説で知られる著者の、釣りエッセイと時代ミステリを合わせて一冊にしたもの。
 エッセイは『サンケイスポーツ』に連載されたもので、身近な釣りを卑俗に書いている。孤高の哲学的な釣り師ではなく、どこにでもいるおじさんの釣り。決して上品なものではなく、エッチな表現、尾籠な話が頻出する。それでも憎めない感じの文章であった。
 後半は船田鯉四郎という釣り好きの浪人を主人公とした時代物。のちの釣部渓三郎シリーズの原型ということだが、そちらは読んだことがない。軽い作風であり、大衆娯楽小説のプロとしてのうまさが滲み出ている。



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